【MHW】ガード突進と飛び込み突きについて

「ランスは機動力が低い」

かつて、旧大陸(筆者の記憶はMHP3時代)のランスはまさにその通りでした。

重厚な盾と長大な槍を掲げ、勇ましいその歩みは遅々として進まず。

カンタロスと良い勝負ができるレベルです。

いつしかランス使いは敵に背を向け、バックステッポで距離を縮める変態になりました。

 

場所は変わって新大陸。

ランスは変わりました。

カンタロスだって飛べるのです。

もう鈍重とは言わせない。地を這い空を翔ける我らが羽の名は、ガード突進と飛び込み突き

ガード突進はガード突進自体を除く全ての攻撃から派生できます。前方に前転1回分ほど、ガード状態を維持しつつ移動します。正面から来るブレスを受けつつ距離を詰めるなどできます。

前後左右(残念ながら上下には飛べない)に方向入力ができますが、前方入力が9割9分です。まあ使うシチュエーションが距離を詰めたい時なので。

左右入力は狙いたい位置と前方・横方向ともに距離がある……つまりナナメの位置関係にある時に使えます。

モーションの終了時、入力がなければそのまま通常ガードを維持。

入力によって、盾殴り飛び込み突きに派生します。

盾殴りはガード突進の終着地点で打属性の小ダメージ攻撃を行い、そこから三段突きに派生できます。モーションは短く、突きからは当然カウンター待機に派生できるため、隙の無い立ち回りができます。

問題は飛び込み突きです。このモーション、なんとガード突進の終着地点から更に前転1回分ほどジャンプしつつ、そこから更に前転1回分ほど前に攻撃判定を出します。どういうことかというと、ガード突進前から数えて前転3回分ほど前方に攻撃判定が出ます。そして当然のように三段突きに派生します。やばいですね。でもまだ終わりじゃないんです。

まずこの飛び込み突き、ガード突進から左右に45度まで角度調整ができます。実はランスって角度調整の自由度が低い武器で、三段突きやカウンターモーション中は角度変更できない、ステップ後も左右15度程度など、使えば使うほど細かいところに手が届かないのです。孫の手を使うと痒いところが増えるタイプ。そんな中45度ってヤバくないですか?3倍ですよ3倍。シャアもびっくり。

これを全力で活用するとこの2つのツイ動画のように、離れた相手にガード突進ですかさず間合いを詰めて飛び込み突きで弱点狙い撃ち、そして追撃の流れができます。っょぃ

次にこの飛び込み突き、パワーガードから派生できます。パワーガードからの派生には他に特殊なカウンター突きがあり、こちらがランス最大級のモーション値を持つ優秀な技なので、飛び込み突きに派生する機会は少ないですが、これまでと同じく「パワーガード後にモンスターと距離が離れてしまった時」には当然優秀な移動手段として使えます。

最後にこの飛び込み突き、ガード突進に派生ができます。派生にガード突進があります。自分で書いてて訳わかんなくなってきたな。ガード突進ってなんだっけ?そう、ガード状態を維持しつつ移動するあのモーションです。飛び込み突きに派生するやつです。ガード突進は飛び込み突きに派生し、飛び込み突きはガード突進に派生する。しまった!無限ループが完成してしまった。

そうしてここに、モンスターが離れた瞬間ガード判定と攻撃判定を織り交ぜつつ物凄い勢いで接近するランスが誕生しました。これが羽を得たランスです。太陽に近づいても融けない、鉄と骨の羽。

 

結局何が言いたかったかというと、「ランスは機動力が低い」はもはや過去の話です。それを理由に食わず嫌い、もとい担がず嫌いしてる人は一回触れてみては。最重量級の装甲要塞が軽快に飛び回るのはなかなか面白いですよ。

ひとつ注意点としては、飛び込み突きは味方プレイヤーをこかします。マルチで当たりそうだったら盾殴り→突きのコンボを活用しましょう。逆に言えば咆哮や振動をガード突進で防ぎつつ、食らった味方をこかして助けるなんて運用もできますね。僕は脳筋なので全力で突きに行くんですが。