麻雀をした。
こいつブログ4ヶ月放置したらしい(挨拶)。
そりゃブックマークにさえ登録しなきゃ忘れるよな。本にしおりすら挟まず窓の外に投げやがった。
めっちゃ久しぶりに麻雀したら、ブログと一緒に牌効率とかも過去に放置してきたっぽいのでメモというか備忘録というか、言語化すると覚えられるやつ。Twitterだと140字推敲がめんどくさいので。
脳みそ微生物だからくっついた牌で対子作られまくると訳わかんなくなっちゃうよな。一盃口までにしてくれ。一盃口は美味しいからどんどんくれ。どうでもいいけど僕は高目一盃口の聴牌で高目で和了れる確率わりと高めな気がする。高目と高めが並んでこれもわけわかんなくなるな。
分解すると44m雀頭/678m順子/789m順子/34p両面/34s両面/34s両面。
順子になってるところは6mか9mツモで一盃口に変化する形。6mなら断么九も見える。普通によく見る形なんだけど、全く関係ない4mの視覚的妨害(?)と、これの前に9m8mって捨ててるから謎の裏目った感(元から7mの入り想定して雀頭候補の8m切ってるんだから裏目ってない)に混乱させられてる。前の順目の自分の思考ぐらい覚えておけよ。
34pは場がバカ高いことを除けば普通の待ち。
3344sは2sが2枚入れば一盃口の形。ただ5sは上家に赤込みでポンされてるので残り1枚で一盃口の可能性無し。2sは対面から1枚出て3枚残し、ついでに1sが他家全員から出て3sも2枚手持ちなので2sを持ってるってことも無さげ。
対局中にぼんやりとできた手牌の整理はこんなところ。そしてここで見落とし。
七対子の可能性を完全に考えてなかった。
一盃口の卵を2つも抱えてしまったせいで完全に順子で行くことしか考えてない。平和一盃口が2翻、七対子も2翻なんだから考えるべきだったかな~っていうのがこれ。
七対子として考えると4m/7m/8m/3s/4sが出来てて5対子の一向聴。浮いてるのは6m/9m/3p/4p。ただし9mは4巡前(發、7sをポンされてるので河の見た目上は2巡前)に自分で捨ててるので無し。あれ?それなら3巡前から考えるべきなのでは?
というわけで4巡前がこれ。
このツモで打9m。
そもそもここで打6mじゃないので、七対子と一緒に789mの一盃口も捨てて、68mの嵌7mを残してるんだよね。打6mなら残り3枚の辺7mで一盃口の1翻、打9mは同じく残り3枚の嵌7mで一盃口は無し。あれ?打6m一択じゃね?
おそらく脳裏に5mが入ることがよぎったんだと思う。赤アリ麻雀で常に5を意識するのはまぁいいことだ。それで4mを雀頭固定せずに5m入り489m切りで456m/789mの形にしたかった……んだろうけど、打6mに比べて紆余曲折すぎる。というかそれは4mから切れば456m/789m/789mで一盃口含む形にできるんだから、どっちにしろ打9mは判断ミス。赤5mが入ったとしても一盃口1翻と変わらない(一応切った赤で鳴かれて他家の点数上げるリスクは無くなるけど)。それに雀頭はどうするんだ、せっかくこの時点で好形の344sから3s切るのか?
たぶんこの巡目は時間ギリギリまで悩んだ。たしか悩んだ。前述の通り記憶力がアレなのでもう覚えてないけど。
で、もう一つの疑問点。
なんで發切らなかったんだ?
他家もだいたい序盤の字牌整理終えた段階でまだ手元に残している単体の發。悩んで時間が無いならとりあえずでいいから發を切っとけばいいのに。そういえばさらに前の河はどんなかな~と……
……
2m切ってるじゃねぇか!
お前……お前さぁ……
2m切った時点で嵌3m捨てて4mは雀頭で固定したんだろ……なに嵌5mにほだされてんだよ……
ここでも数巡前の自分の思考すら覚えてないことが露呈してしまった。
遡るごとにボロが芋づる式に出てくる。単純にバカ。
それで、9m切りの巡目で發を切らなかった理由。
この時点では發のみ和了を捨てたくなかったんだと思う。
点数と風を見てほしい。南2局で2位の下家と12900点差の1位、親がその下家。対面が1400点と割れかけ。
下家の大きい和了や連荘で逆転されるより先に發のみでさっさと親を回したい。あわよくば赤とか乗って2翻以上に対面振り込みで対面が割れて終局が理想。赤5mを過剰に意識しちゃったのもそこかもしれない(發手放し後だけど)。
そういう魂胆が配牌時にあったので發は大事に大事に取っておいた。
まあ12900点は満貫以上和了られちゃうと簡単にひっくり返る点差ではあるし、自分の親番はもう無いし、この考え方は間違ってはいない気がする。振り込みたくも無いから比較的安全な牌として残しておくのも含めて。
なので6mとの択なら残しておいてもいいんじゃないかな~ぐらい。まあ9m切っちゃったので全て無しになるけど。
ちなみにこの時点で下家は發の対子ができてた。最終的に下家の發バック聴牌に当たるぐらいなら下家に聴牌とられる前に鳴かせたい。生牌の役牌1枚を残して自分が役牌和了りを狙いたい場合の扱いは、重なるか他の良い牌ツモるまで粘って、それが他家に聴牌取られる前なら捨てる、すでに立直がかかってるor聴牌怪しいなら最後まで抱え込む、が結論な気がする。
さて戻ってきた。最初の問題は、なぜこの局で七対子を見ることができなかったのか、だった。書いてる本人が忘れかけてる。
9mを切ったこの巡目で(切る前の)対子の数は4つ。七対子で見れば二向聴。まだまだ先が長そうな順子手よりも比較して和了りやすそうに思える。なぜここで七対子が見れなかったのか。
それはさっきも書いた、「自分が和了って下家の親を流したい」魂胆が、歪んだ形で表れてしまったから。本来この魂胆なら和了りも近いし、いざという時の降りもしやすい(諸説あり)、七対子で良い。
ただこの時、「和了る」ことを「和了りやすい形で聴牌する=両面待ち」と考えてしまい、4s切りで両面になる344sの3sを切ることを嫌い、また辺張である89mを切ろうと考えてしまった。これを俗に平和脳と言ったり言わなかったりする
そして4巡後。やっと最初の画像に戻ってきた
切るのを嫌った3sは運良く重なり、8mもツモった3枚目を切るのみになった。そして7mも重なって遂に七対子が一向聴!
だがそれでも七対子に舵を切ろうとは考えなかった。どうして……
677889mの一手代わり一盃口、ついでに自分で引き当てた34p両面のインパクトが大きすぎたためである。昔捨てた女に再度引っかかるとかとんだ野郎だな
こうなるともう順子しか目になくて、5sがもう残り一枚だから34pよりは34sを1塔子外して……という思考回路でこの巡目に4s、次巡に3sを切っていくのである。
この南2局0本場の最終的な結果は下家が發のみツモって連荘。
その後は南2局1本場を自分が中のみで和了り連荘止め。
南3局は上家が断么九のみで和了。対面がギリギリ割れず、上家は上手く自分のラス親で打開するチャンスを得る。
最後は自分が断么九で和了って終局。対局ありがとうございました。
まとめ
・七対子を見ろ(一盃口=対子が3つある、と変換ができるようにしろ)
・字牌の使い方、親番の意識はある程度できてるけど、「自分が和了らなくても親がノーテンなら親は流れる」ことを忘れるな(無理に和了ろうとしてリスクを犯すな)
・赤ドラを意識して向聴数を下げるのはだいたい悪手(場合による)
麻雀楽しいね。